有田焼 そうた窯の花弁紋と蛸唐草の捻り角鉢

男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。

本日ご紹介するのは、そうた窯の花弁文と蛸唐草の捻り角鉢です。

サイズは、縦横が約15.5cm × 15.5cm、高さは約7cmです。

1997年に諸隈直哉氏によって築窯されたそうた窯は、有田の窯元です。

(花弁文)

そうた窯のうつわには、この花弁文様が多く使われており、そうた窯のアイコン的文様になっています。

優雅でいて、どこか瑞々しさを感じさせる、そんな文様となっています。

(蛸唐草)

直線の連なりで、うつわいっぱいに描かれた蛸唐草は、遠くアフリカの部族の文様のようにも見えますし、密集したアンモナイトの化石のようにも見え、非常にユニークです。

捻りが加えられた角鉢は、その造形も切り立った断崖のようで美しいものがあります。

皆さんも是非 サラダや煮物を盛る際に、深さのあるこのうつわを使用してみてはいかがでしょうか。