男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。
本日ご紹介するのは、阪東晃司氏の染付暦手(こよみで)飯椀と染付幾何学文飯椀です。
サイズは、直径が約12.3cmで、深さは約6.5cmです。
(染付暦手飯椀)
暦手は、三島手とも呼ばれます。三島という名称の由来はいくつかありますが、静岡県三島市にある三嶋大社の発行した暦に使用された仮名文字に文様が似ているからというのが、通説です。
細く繊細な文様は、飯椀にふんわりとした柔らかさと暖かみを与えています。
(染付幾何学文飯椀)
直線を主体とした幾何学文によって、飯椀は、すっきりと爽やかな見た目に仕上がっています。
飯椀は、日本の日々の食卓になくてはならないものです。その日その日の食卓で使用するうつわを食べ物に合わせて、選ぶことで、何気ない日常に変化と楽しみが生まれます。
皆さんも是非 様々な文様の飯椀で日々の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。