ベトナムコーヒーをバッチャン焼きのカップで淹れる

男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。

本日は、疲れた身体をひととき休ませ、英気を養う、そんな「男の一服」のための逸品をご紹介します。

本日ご紹介するのは、Vietnam Coffee (ベトナムコーヒー)です。

疲れて来ると、無性に甘くほろ苦いベトナムコーヒーが飲みたくなることがあります。

コーヒーの名産地でもあるベトナムでは、古くから独自の入れ方でいれたコーヒーが楽しまれてきました。

ベトナムは、ブラジルに次いで世界第2位(2016年)のコーヒーの産地で、主にロブスタ種が育てられています。

ロブスタ種は、日本でも好んで飲まれているアラビカ種に比べて、苦味が強く、香りも華やかさに欠けます。

そのため、ベトナムではロブスタ種を美味しく飲むために、大量の練乳をコーヒーに入れる独自の文化ができました。

また、使用する道具も独特です。

これらは、私がホーチミンで手に入れたものです。

カップの上に、金属製のフィルターを設置して、その中に挽いたコーヒー豆を入れて、上からお湯を注ぎます。

お湯を注いだら蓋をして、コーヒーが抽出されるのをのんびり待つだけです。

フィルターは、分解すると上の写真のように3つの部品から成り立っています。

とてもとても甘く濃厚なベトナムコーヒーを、発色の美しいバッチャン焼きの小さなカップで頂くと、まるでベトナムに来たかのような、そんな錯覚を起こします。

皆さんも是非 オリエンタルな雰囲気が漂うベトナムコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。

コメントの入力は終了しました。