男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介しています。
本日ご紹介するのは、但野硝子加工所のオールドグラス 四季一秋と四季一冬です。
このオールドグラスは、江戸切子の伝統工芸士 但野英芳氏の作品です。
このグラスを見るたびに、初めて見た時の感動が、思い起こされます。
日本の誇る伝統工芸である江戸切子という枠を超過し、日用品であるグラスが芸術作品に昇華した大好きなグラスです。
(四季一秋)
(四季一冬)
口径8.5cm、高さ 9.5cmのオールドグラスは、厚みもしっかりとあり、ずっしりとした存在感を手に感じることができます。
四季一秋には、大振りな紅葉が描かれており、紅と山吹色の暖かみのあるグラデーションが、実りの秋を感じさせます。
四季一冬には、葉が落ち枯れた木々が描かれており、黒と紫の色合いが冬の深い寒さと孤高感を感じさせます。
グラスの底面は、まるで万華鏡のように美しくも繊細なカットが施されています。
皆さんも是非 芸術的なオールドグラスでウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。