カガミクリスタルのロックグラス 校倉

男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。

本日ご紹介するのは、カガミクリスタルのロックグラス 校倉 (あぜくら)です。直径は約8.6cm、高さは約8.5cmで、270cc 入ります。

カガミクリスタル株式会社の前身は、1930年に設立された各務クリスタル工芸硝子研究所です。

その後の1934年に日本で最初のクリスタルガラス専門工場として、各務クリスタル製作所が創立されました。

そして、1943年に内親王御婚礼のため初めて皇室の御用品を製作し、その後、宮内庁御用品を製作するクリスタルガラスの老舗として知られています。

このロックグラスは、校倉(あぜくら)と呼ばれる建築様式をモチーフとしてクリスタルガラスに大胆なカットを施し、デザインされています。

校倉造とは、断面が三角形の木材を井籠 (せいろう) 組に積み重ねて壁を作る建築様式で、正倉院や唐招提寺の宝蔵にも使用されている日本古来の様式です。

私は、クリスタルガラスと氷が当たった時に出る、透明感のある音が大好きです。

皆さんも是非 透明感のある美しい音色を聴きながら、ウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

コメントの入力は終了しました。