新年を祝うお茶(大福茶: 一保堂茶舗、干支ほうじ茶: 森乃園)

男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。

本日は、疲れた身体をひととき休ませ、英気を養う、そんな「男の一服」のための逸品をご紹介します。

本日ご紹介するのは、新年を祝うお茶である一保堂茶舗の大福茶と森乃園の干支ほうじ茶です。

新年を迎えて縁起物のお茶を開封したため、食後に日本のお茶を飲む機会が増えてきました。

京都に本店を構える一保堂は、1717年(享保2年)に創業した老舗の日本茶専門店です。

毎年11月中旬から1月中旬にかけて、大福茶(おおぶくちゃ)を販売しています。



一保堂×開化堂の銅製茶筒の記事はこちら。

大福茶の起源は平安時代にまで遡り、京の都で発生した流行り病を、お茶を処方することで治めたという言い伝えに由来します。

以来、一年の邪気を払い新年を祝福するため、元旦に服されるようになったようです。

緑茶の穏やかな香りの中に、煎った玄米の甘い香りが仄かに感じられる、心休まるお茶です。


日本橋人形町の森乃園は、1914年(大正3年)創業のほうじ茶専門店です。

新年の健康を祈るお茶として、数量限定で あら茶(葉、茎、粉も含んだお茶)を焙じたお茶を販売しています。

森乃園で通常販売している特上・極上ほうじ茶と比較すると、焙じた香りよりもお茶の青く瑞々しい香りが強く、華やかさを感じるお茶だと思います。

 

 

皆さんも是非 新しい年の健康を祈願して、美味しい日本茶を味わってみてはいかがでしょうか。

コメントの入力は終了しました。