大きめ万年筆が1本入る!ワイルドスワンズの革製ペンケース

万年筆を手に入れると、次は、インクやペンケースが欲しくなってきますよね。

インクにはたくさんのブランドがあり、それぞれのブランドが魅力的なカラーバリエーションを取り揃えています。

その種類は、集めても集めても抜け出せない沼のように豊富で、「インク沼」と例えられることもあります。

インクと比較すると、ペンケースはあまり種類がなく、なかなか魅力的な商品に出会えない気がします。

私も1本目の万年筆を購入してから、しばらくの間、インターネットや筆記具店でずっとペンケースを探していました。

このページでは、そんな私が一目惚れしたワイルドスワンズのとても魅力的な革製ペンケースをご紹介していきます。

1. ワイルドスワンズの革製ペンケースの3つの魅力

・魅力① 革への強いこだわり

ワイルドスワンズのホームページを訪れると、様々な種類の革を意欲的に使った商品が多く並んでいます。

今回ご紹介するペンケースは、ワイルドスワンズ の定番であるサドルアップレザーを贅沢に利用した逸品です。

このサドルアップレザーは、ベジタブルタンニン鞣しに定評のあるベルギー マシュア社製です。

成牛のショルダー部分の非常に分厚い革を利用して製造されており、密度が高い革特有のずっしりとした重みを存分に感じることができます。

また、ワイルドスワンズの特徴でもあるコバまわりの処理も非常に美しく、20年後、30年後も壊れることなく利用できそうな堅牢さです。

ペンクリップ部分には、摩擦に強い型押しカーフが利用されていますので、ペンの出し入れによって革の表面が傷つくこともなさそうです。

・魅力② 美しい流線形のフォルム

このペンケースを見て最初に目を引くのは、なんと言ってもその美しい流線形のフォルムかと思います。

このようなペンを数本のみ入れる形のペンケースの多くは、湿らせた革に木型をあてて形を整えてゆく、絞りという技法で製造されています。

しかし、このペンケースは、絞りの技法を使わず、立体的な裁断と縫製によって美しい流線形のフォルムを実現しています。

私には、この流線形のフォルムがペリカンの嘴(くちばし)のように見えてなりません。

そのため、私はこのペンケースにペリカンの万年筆を差して利用しています。

・魅力③ 大きめ万年筆も入るサイズ感

ワイルドスワンズのホームページによるとモンブランの149、ペリカンの1000番といった大型の万年筆にも対応しているそうです。

私は、普段 このペンケースにペリカンのM800を入れています。

この流線形のフォルムから、購入当初は、万年筆を奥まで差し込むと少しきつい感じがありました。

しかし、1ヶ月もすると革が馴染んできて、今は、万年筆の出し入れがとてもスムーズになりました。

使い始めの1ヶ月は、繊細で高価な万年筆ではなく、太めの三色ボールペンのようなもので、革を使い慣らすのがおすすめです。

2. 大人の雑学

・ワイルドスワンズとは

1998年にスタートしたワイルドスワンズは、日本の皮革製品ブランドです。
非常に堅牢な作りと、丁寧に磨き上げられたコバにその特徴があります。

・マシュア社(ベルギー )とは

1873年に創業したマシュア社は、ベジタブルタンニン鞣し(なめし)に定評のあるタンナーです。

鞣しには大きく、化学薬品で革を鞣すクロム鞣しと、植物の渋であるタンニンで鞣すベジタブルタンニン鞣しがあります。

ベジタブルタンニン鞣しは、クロム鞣しと異なり、自然のものを使いますのでとても手間はかかりますが、革本来の表情を生かしたエイジングを楽しむことができます。

・サドルアップレザーとは

サドルとは、馬に乗せる鞍のことで、この革が元々馬具に利用されていたためにこの名前がついたと言われています。

人の命に関わり、また過酷な環境下でも利用される馬具用の革であるサドルアップレザーは、非常に堅牢で耐久性、柔軟性に優れています。

お気に入りの万年筆を手に入れると、次はペンケースにもこだわりたくなってきます。

もし、ペリカンの万年筆をお持ちでしたら、是非、ペリカンの嘴に似たフォルムを持つこのペンケースを試してみてください。

万年筆をペンケースに入れ、外出することが、楽しみになること間違いなしです。

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