男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。
本日ご紹介するのは、阪東晃司氏の染付網目中鉢です。サイズは、直径 約14cm、深さ約5cmです。
このうつわには、繊細な網目紋が表裏双方にびっしりと描かれています。
呉須の青は、細く淡く、中心部まで非常に細やかに網目が施されています。
網目一つ一つには、大小が見てとれ、工業的で画一的な感じはありません。
精緻で少し神経質そうな人間くささが感じられます。
我が家では、鍋物の取り皿としてこのうつわを使用しています。
武骨な土鍋にこのうつわは、良く似合います。
皆さんも是非 鍋のお友にお気に入りのうつわを使用してみてはいかがでしょうか。