男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介しています。
本日ご紹介するのは、インペリアルポーセリンのティーセット(コバルトネット)です。
写真ではトリオ(ティーカップ、ソーサー、プレート)が2客ですが、実際は、 6客にティーポット、シュガーポット、クリーマーのセットとなります。
1744年、ロシアのサンクトペテルブルクに創設されたインペリアルポーセリンは、現存するロシア最古の窯と言われています。
創設したのは、ピョートル大帝の娘で、時の皇帝 エリザヴェータです。
エリザヴェータは、ロシアにおける芸術・服飾・学術といった文化の発展に大きく寄与した人物として有名です。
今回ご紹介するティーセットの柄は、コバルトネットと名付けられています。
その名の通り、ハンドペイントされたコバルトブルーの網目模様の上に、ゴールドのリボンがとても上品に描かれています。
この柄は、1958年にブリュッセルで開催された万国博覧会で、グランプリを受賞した、由緒ある柄となります。
私が初めてこのティーセットを見たのは、大好きな紅茶ブランドの一つである、マリアージュフレールの店頭でした。
華美すぎない その紋様に 心惹かれ、手に入れることを決めたのですが、セットにするとそれなりのお値段がしてしまいます。
そこで、今回はロシアのオフィシャルサイトから直接購入しました。
様々なアクシデントがあったため、担当者の方とのメールのやり取りが何度も発生してしまいましたが、日本で購入するより、非常に安価に手に入れることができ、とても満足しています。
届いたばかりのため、このティーセットをまだ一度も使用していませんが、今から、紅茶の時間がとても楽しみです。
別の機会に、是非、今回のティーセット購入の話を記事にして、皆さんにご紹介出来ればと考えています。