男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。
一生モノの逸品は、日々の使用と定期的なメンテナンスによって、更にその輝きを増してゆきます。
本日ご紹介するのは、MOTO (モト)のクロムエクセル プレーントゥ オックスフォードシューズ (#2111)のメンテナンスです。
①ブラッシング
靴紐を外し、ブラッシングします。コバや革のシワの部分といった、ホコリが溜まりやすい箇所は、念入りにブラッシングします。
②汚れ落とし
革靴用のクリーナーを端切れなどに少量とり、革靴の表面を優しく拭くことで、日々の使用による汚れや古いクリームを落とします。
私は、モゥブレイのステインリムーバーを使用しています。
※初めての使用時は、必ず目に見えにくい場所で色落ちしないか確認して下さい。
こちらが、汚れ落とし後です。革靴表面の汚れやクリームが取れた状態です。
③栄養補給
革用のクリームを少量ずつ、薄く伸ばすように塗ることで、革に油分など栄養を与えます。
ここでは、コロニル シュプリームクリームデラックス (無色)を使用しました。
④ブラッシング
最後にブラッシングを行い、靴紐を通せば完了です。
汚れ落とし後の状態と比較すると、革に適度な艶が出ていることが分かります。
元々、グリーンがかったネイビーでしたが、経年変化により、日に当たるとその内側の茶色が浮かび上がってきて、木の葉と幹のような美しいグラデーションになっています。
定期的にメンテナンスを行うことで、コバの傷や靴底の磨り減りなど、普段は目につきにくい箇所の問題にいち早く気付き、対処することができます。
皆さんも是非 定期的なメンテナンスを心掛けてみてはいかがでしょうか。