男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。
本日は、疲れた身体をひととき休ませ、英気を養う、そんな「男の一服」のための逸品をご紹介します。
本日ご紹介するのは、サントリーが2018年2月に数量限定で発売した「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」です。
お店で飲み比べをすることが出来ましたので、記事にしたいと思います。
今回が第1段の このシリーズには、
「シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト」、
「シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ」、
「シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟」
の3種類があります。
そして、全てカスクストレングス(樽出し原酒)です。
最初に「シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ」をロックで頂きました。
こちらは、酒齢は4年でボトルには、「遊」の文字が描かれています。
味わいと香りは、プレスリリースを引用したいと思います。
“ライ麦由来の華やかな味わいとスパイシーな香りが特長です。”
次に、「シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト」もロックで頂きました。
こちらは、酒齢12年で、ボトルには「創」の文字が描かれています。
味わいと香りは、“ベリーを想起する甘みと酸味の味わいに、やわらかなスモーキー香が特長”のようです。
最後に、こちらはお店のご厚意で、「シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟」をストレートで少しだけ頂きました。
こちらの酒齢は、16年でボトルには「夢」が描かれています。
“プラムのような甘酸っぱい味わいに滑らかな飲み口、芳醇な香りが特長です。”
白州のグレーンと山崎のピーテッドは、飲む前のイメージと非常に近い味わいと香りでした。
白州は、グレーンウイスキーはこうあるべきという王道のグレーンで、山崎のピーテッドは、昔飲んだ山崎のへビリーピーテッドから、少しトゲが取れた感じでした。
知多のグレーン ワイン樽4年後熟の味わいには、かなりの驚きがありました。飲む前のイメージ以上に、ワイン樽の後熟が効いており、好みがはっきり別れるであろう味わいだと思います。
個人的には、ワイン樽による後熟が深みではなく、単調さに繋がっており、また、少し繊細さに欠けるため、ボトルを購入することはなさそうです。
飲み比べると、味わいや香りの違いを感じつつ、少し違いの分かる通になったような気持ちになってきます。
皆さんも是非 ウイスキーの飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。