男の逸品図鑑では、主に私が購入したモノの中から、これは一生モノたり得ると感じた逸品をご紹介してゆきます。
本日ご紹介するのは、999.9(フォーナインズ)のボストン型 眼鏡であるS-351Tです。
カラーは、アンティークゴールドとブラックマットのコンビで、フロントおよびテンプルはチタン製です。
999.9は、1995年に東京世田谷で設立された眼鏡フレームブランドです。
「眼鏡は道具である。」という理念のもと、機能とデザインの両立した眼鏡を生み出しています。
999.9の眼鏡の象徴的機能といえば、逆Rヒンジといわれるフロントとテンプルの間に逆R字でついているパーツです。
この弾力性の高いパーツによって、掛け心地が柔らかく、かつ、変形しにくいフレームを実現しています。
しかし、私は機能性に優れたこのR字が、フロントからテンプルへ繋がるラインをぽってりとしたスマートでないデザインにしてしまっていると考えています。
今回ご紹介するS-351Tは、逆Rヒンジを内蔵し外側から見えなくする「ビルトイン逆R」が採用されたことで、すっきりとした外見となり、デザイン性が格段に向上したと思います。
この眼鏡を昨年手に入れましたが、こうして今 写真で見てもプロダクトとしての眼鏡の美しさを感じています。
皆さんも是非 毎日身に付けるものこそ、こだわりを持って選んでみてはいかがでしょうか。